蜂窩織炎
- 2018年12月27日
- カテゴリー:院内近況
平成最後の年末になりましたね。みなさんやり残したことはありませんか出来ることは年内のうちに出来るだけ済ませておきましょう
今回は蜂窩織炎のお話です
聞き慣れたことのないものだと思いますが、意外と多い感染症です。時々整骨院や整形外科にも怪我と思って来院される方がいらっしゃいますが、専門は皮膚科への受診になります
症状としては、感染部位が腫れて赤くなり、熱をおびて触ると痛みがあります
特に膝から足先の間で起きやすく、炎症が強く広範囲になると発熱や寒気、筋肉痛、関節痛や怠さなどの全身症状が出ることもあります
治療としては感染症になりますので当然ながら当院での対応はできません皮膚科へ受診し、抗生物質などの薬を処方してもらいましょうその後は感染部位は熱を持って腫れているので患部を冷やしたり、高い位置で保持するように心掛けましょう(横になってクッションの上に足をのせるなど)
発熱など全身症状がある場合や、免疫機能が低下している方の場合は重度の感染症(敗血症)に進行してしまう場合もあるので、入院による点滴治療をする場合もあります
擦り傷などの怪我をした後に、傷口の周りから広範囲へ赤く腫れあがった際には病院を受診してくださいね
※今回の症状は当院での処置はできませんので、ご来院頂いた場合は紹介状をお渡しします。
なぜ今回この話題になったかというと『私が感染したから』です
もともとは、別件にて膝を痛めていたので自己施術にて対応していたのですが…途中から『この症状は当初の怪我で起こるものではなく感染症状だぞ』と考察
※もちろん最初の痛めた症状は継続してありました
急遽近くにある皮膚科へ受診し薬を処方してもらいました
ご来院されている患者さんはご存知だと思いますが、今回の私自身も症状が強く、今現在も施術に支障をきたしており大変ご迷惑をお掛けしております
もちろんこの経験は今後の対応にしっかりと活かしてきますので、もうしばらくご容赦ください
汚い足を失礼します