アクティブレスト
- 2017年10月07日
- カテゴリー:豆知識
明日10月8日は当院がある地域の運動会です。日頃運動をしてない方もこの日ばかりは頑張って走り回っているという事もあるでしょう。また運動会シーズンですので、子供の運動会にて保護者リレーなどもあると思います
普段しないような動きや運動をするとついてくるのがケガや筋肉痛などだと思います。また、疲れがなかなか取れないという事もあると思います。怪我をしてしまったときは、応急処置であるRICE処置をして下さいね
疲れをいつまでも引きずらないようにするためにアクティブレストというものをご紹介します。
聞きなれない言葉だと思いますが、意味合いとしては『積極的な休養』です。
疲れている時に、軽めの運動をすることによって体の血流の改善をし、体内にある疲労物質の排出を促進して疲労回復を図るというものです
もともとは、連戦の続くトップアスリートが早期疲労回復の為に取り入れた回復法になります
テレビ等でアスリートの密着取材のような番組の際に休養日にプールで歩いたり、自転車をこいでいたりする映像を見たことがある方もいると思いますが、それがまさにアクティブレストです
運動直後のクールダウンとして行う整理運動や、柔軟体操もアクティブレストと言えますね
では、日頃からあまり運動をしていない方の為のアクティブレストをお教えします
まず、運動会当日としてはご自身が出場した競技種目後の直後(運動後の体が冷える前)にストレッチをしてください。体が冷えて筋肉が固くなった状態で行なうと逆に筋肉を傷めてしまう場合もあるのでご注意ください。またお風呂上がりの体が温まった状態でストレッチをすることで、より血行が良い状態が維持されやすいので疲労回復が期待できます
翌日の過ごし方としても疲れたからと言って、家でダラダラ過ごすのではなく、10~15分程度のジョギングやウォーキングを気持ちいいと感じるくらいのペースで行ない、その後は柔軟体操をしっかりと行ないましょう
※普段まったく運動をしていない方はジョギングではなくウォーキングを推奨します
運動会でケガをしてしまったら、我慢せずに整形外科や整骨院・接骨院で治療を受けるようにしてくださいね