人間力を磨く
- 2018年04月09日
- カテゴリー:その他
土日を利用して大阪まで行ってきました私の所属する研究会の第5期の初回セミナーで新たに認定トレーナーの資格を取るために全国から施術者が集まっています
先日行われた認定試験は聞いたところによると合格率30%らしく、とても厳しい結果だったようです(認定者向けA級試験は合格率45%)
今後も全国の施術者と刺激を受けながら日々技術の研鑽をしていきたいと思います
今回のセミナーのなかで、とても感銘を受けるお話がありました。先日行われた平昌パラリンピックで金メダルと銅メダルを獲得した成田緑夢選手のお話。
成田選手は研究会の代表である小林・田中先生の二人にしか体のケア時に首回りを触らせません。他にどんなに治療技術がある施術者がいてもです
それはなぜでしょうか
すばらしい技術をもっている施術者は日本にはたくさんいます。しかし、アスリートが求めているのは技術だけではないのです
アスリートが求めている物とは…
『人間としての魅力』です
トップアスリートは当然ながら体が資本であります。トレーニングはもちろんの事、目的の大会に標準を合わせ良い結果が残せるよう心身のコンディションを整える事も大切な要因の一つです
そのような重要な役割に関して、『この人なら自分の身体を任せられる』という信頼関係を築いていけるかが大事なのだと話をしていました
また、今回はボクシング連盟の会長が急遽セミナー会場にいらして、お話を聞く機会もあり、会長もまたとても人として魅力のある方で選手や協会関係者など周囲の方からとても信頼を得ているのだと知りました
これはトップアスリートだけに限るものでなく、私やその他多くの施術家の先生方にも当てはまる事ですね
患者さんから『この先生なら自分の体を安心して任せられる』『何かあったら先生がいるから大丈夫だ』『体のケアの事以外もちょっと相談にのってもらいたいな』そのような患者さんに寄り添った信頼関係の築ける一施術家になれるよう、日々技術の研鑽をする事は当然ながら人としての魅力もしっかり磨いていこうと決意した一日になりました