小指の脱臼骨折
- 2020年08月17日
- カテゴリー:当院の症例
久しぶりのブログ更新になってしまいました
梅雨明けをして各地で猛暑日が記録されていますね
コロナ自粛で体を動かせていなかった期間が長く体が鈍ってしまっている影響もあるのでしょうか、ここ最近ぎっくり腰や骨折など重度の怪我の患者さんが多くなってきています
今回の症例は小指の脱臼骨折の学生患者さん
自転車で立ちこぎ中にペダルを踏み外し転倒した際に受傷
電話で「指が曲がってしまったのでみて欲しい」との連絡が入り、予約枠が埋まってはいたのですが、緊急の怪我の場合は例外です
すぐに来て下さいと返事をしてご来院頂きました
ドタバタしていて写真を撮り忘れてしまったので、画像記録は残っていませんが小指の付け根の骨が手の平側へ外れてズレていました
エコーで骨折も含まれてないか確認して、観察できる範囲では骨折症状が見当たらなかったので応急手当として整復を行ないました
グネッと曲がっていた指もまっすぐに伸びて指の曲げ伸ばしもしっかりとできるようになり本人も喜んでいたのですが、手で確認した所、怪しい所を発見
脱臼時にはエコーでうまく観察できなかった箇所があったので再度エコーで観察した結果、骨折箇所を確認できたので、患者さんには再度頑張って整復を受けてもらいました
再度エコーで観察した結果、骨折箇所も良い状態に戻ったので、固定を作り整形外科への紹介状をお渡しして施術終了
当の本人は大きな怪我をしたのが初めてで、整復後の変化や固定などを作った後の状態に「すげぇ、すげぇ」と一つ一つ驚きと喜び!?を感じてくれていたようです
最後には「良い経験ができました」と笑顔で一言
今回の経験をきっかけに柔道整復師という仕事にも興味をもってくれたら良いなぁと淡い期待を持ちつつ、笑顔で帰ってくれて良かったと、整骨院の仕事のやりがいを再度感じた一日となりました