上腕骨近位端骨折
- 2019年12月16日
- カテゴリー:当院の症例
高齢者の骨折の中で特に多いものを《高齢者4大骨折》と呼び
① 橈骨遠位端骨折(とうこつえんいたんこっせつ)
② 上腕骨近位端骨折(じょうわんこつきんいたんこっせつ)
③ 大腿骨頸部骨折(だいたいこつけいぶこっせつ)
④ 脊椎圧迫骨折(せきついあっぱくこっせつ)
の4つが挙げられます
今回の症例としてその内の一つ、上腕骨近位端骨折の患者さんが来院されましたわかりやすく言うと腕の骨の肩関節に近い所の骨折です
定期的にメンテナンスでご来院頂いている方で散歩中に段差に躓き肩から転倒してしまったようです
当日来院されましたが、詳しくお話を伺い症状を確認して骨折の可能性が強く疑われたのでそのまま整形外科を受診して頂くように紹介状をお渡ししました
後日、再度ご来院頂いた際には腕や胸の辺りまで皮下出血が広がって見た目もかなり痛々しいですね
今回は手術ではなく保存療法にて経過を観察する方針になりました。肩の関節の可動域制限を起こしやすいので日常生活に支障が出ないように当院でしっかりと責任を持って施術を行なっていきます