春眠暁を覚えず
- 2017年03月16日
- カテゴリー:健康情報
3月18日は春の睡眠の日になります。みなさんご存知でしたか?
睡眠の日にちなんで今回は睡眠のお話をしたいと思います。
孟浩然(もうこうねん)の漢詩「春暁(しゅんぎょう)」の一節に『春眠暁を覚えず』 という言葉があります。
春の眠りはとても心地よくて、夜が明けたのも気が付かずに不覚にも目が覚めなかったという意味ですね。
私も今の時期はなかなか早く起きられず、つい布団の中でダラダラとしてしまいます
良い睡眠をとるためにはいくつかのポイントがあります
自分の生活習慣と当てはめながら読んでくださいね
まず、基本的な事ですが睡眠をとる場所(寝室)の環境を整えましょう
寝る際には出来るだけ部屋を暗くします。遮光カーテンや雨戸などで日が入らないようにする事や、出来れば天井にある豆電球もつけない方が良いでしょう。人の目は些細な光にも反応し、脳が活性化されてしまいます。部屋の明かりは足元などに間接照明などで暖色系のものを選びましょう。
また、室温・湿度も大切です。冬の時期であれば16~22度、夏の時期であれば25~27度が良いでしょう。湿度は50~60%が適しています。睡眠をとる前に寝室の準備をしておくことをお勧めします。
次に就寝前の習慣です
始めに食事の時間です。食事を済ませてから2~3時間は消化器官は働き続けます。食べ物を消化しなければならないので当然ですよね。消化器官が働いている間は脳や神経もしっかり休めませんので、睡眠の2~3時間前には食事を済ませましょう。
次にお風呂の時間です。就寝の1時間前には入浴を済ませましょう。入浴によって副交感神経が優位になりリラックスができます。また、生体リズムとして睡眠時の人の深部体温は下がった状態になりますので、温まった体が少し冷めてきた時が入眠の良いタイミングになります
また、睡眠前の強い刺激も避けましょう。喫煙はもちろんの事、カフェインの入ったものを摂取すると脳が覚醒状態になり睡眠の質が下がります。また、パソコンやスマホから発生するブルーライトも脳を刺激する原因となるので、就寝前の一時間は以上の事は控えましょう
長くなってしまいましたが、もう一度ご自身の就寝前の行動を振り返ってみて下さいね