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紅葉の季節

  • 2017年11月08日
  • カテゴリー:その他

木々の葉っぱが色づいてきたのを目にする事が多くなってきましたが、山間部等では、すでに紅葉狩りを楽しめる時期となりました

この時期に色づく木々は多彩で、カエデなどの代表的な種類だけでなく、イチョウやハナミズキも含まれますさらには、ホウキグサや芝生も赤や茶色に変化して、鮮やかな風景を楽しめるようになっています

 

今まで何度も紅葉を見てきましたが、その中でふと、モミジとカエデの違いは何だろう?と思うようになり実際に調べてみたところ、学名(植物の名前)としてのモミジは存在しないということが分かりました

 

カエデには学名が存在し、カエデ科の木は日本には数十種が自生していて、それぞれにラテン語の学名が付けられています。しかし、モミジは学名ではなく、木々の葉が赤や黄色に染まっていることを意味する言葉であったり、秋の季語としても使われる言葉であるという事が分かりました

 

カエデは、葉の形が蛙の手に似ていることが由来になっていて(かえるて→かえるで→カエデ)、緑色の状態であれば蛙の手を連想するのは分かるのですが、紅葉狩りの時期には赤く染まるため、カエデ(蛙の手)ではおかしいということでモミジという言葉を考えたのかもしれないと想像できます

色や形の違いで、同じものでも呼び方を変えるという昔の人の風情には感心させられますね

 

家族や友人達と紅葉狩りに行く時などは、カエデの名前が蛙の手に似ていることから来ていることを、一緒に行く人に話してみてはいかがでしょう

葉っぱの形を見ながらそんな話をしてみれば、一段と会話もはずむのではないでしょうか

 

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