寒暖差疲労って??
- 2018年01月10日
- カテゴリー:健康情報
以前のブログで『寒暖差アレルギー』に関してお話をしましたが、『寒暖差疲労』というものもあることをご存知でしょうか
寒い冬場の時期になると「特に体を動かしたりしていないのに疲れを感じるなぁ」と思う人が増えてきます。これは寒暖差による影響かもしれません
人の体は寒い場所では熱を作って体を温め、暑い場所では逆に熱を逃がして体を冷ます機能が備わっています。寒暖差が多い環境にいるとその都度、体がその環境に対応しようとエネルギーを消費し、知らず知らずのうちに疲労が蓄積されてしまうのです
エネルギーを過剰に消費してしまうと自律神経も乱れてしまい、急速に冷え性が進行する場合もあります。
また、冷え性だけでなく顔のほてりや肩こり、めまい、食欲不振などさまざまな不調を連鎖的に引き起こす事もあるのです
対策としては、やはり体を冷やさない事、そして体を温める事ですね
体を温めるのに最適なのは入浴になります。シャワーで済ませたり、カラスの行水であったり、また熱いお風呂に短時間だけ入るというのもお勧めできません38度~40度程度のお風呂に10分はしっかり入るようにしてくださいそうすることによって、体の芯から温まりますし、自律神経の乱れの改善にも役立ちます
また、体を冷やすような飲食も気を付けましょう。お風呂上りに冷えたビールを一気飲み…というのもよくありませんできれば、冷たい飲み物は避けて、常温以上のものを飲むようにしましょう
食べ物も、根菜類は体を温める効果がありますし、冷やす効果のある野菜も鍋や温野菜にして火を通すと良いですね
他にも適度な運動は大切です。体を動かす事によって代謝をよくしましょうでも、寒いし外に出て運動なんかやりたくないという方もいると思います。そのような方は日常生活で工夫をしてみてはいかがでしょう?例えば、通勤時にはエスカレーターなど使わず階段を使ったり、家の掃除をこまめに行なうのも良いでしょう
他にも脱ぎ着しやすい服装をして体温調節ができるように心掛けることが大切です。
まだまだ、寒い日も続きますし、インフルエンザも流行っていますので体調管理に気を付けましょう