RICE(ライス)処置
- 2016年11月15日
- カテゴリー:豆知識
怪我をした時に行なう応急処置で基本処置の4つの名前の頭文字を使って名付けられたものです。
その4つとは
REST(レスト)【安静】 痛めた患部を動かさない事
患部の腫脹(はれ)や、痛めた靭帯・筋肉等の損傷悪化、神経・血管等の損傷を防ぎます。
テーピングや副子・包帯にて患部を固定します。
無理に体重をかけたり動き回らないように
ICE(アイス)【冷却】 痛めた患部を冷やす事
二次性の患部周りの組織の損傷や、腫脹(はれ)を抑えます。
湿布ではなく、しっかりと氷や保冷パック等を使って冷やしましょう
COMPRESSION(コンプレッション)【圧迫】 痛めた患部を圧迫する事
患部の腫脹(はれ)や内出血を抑えます。
弾性包帯等で患部及びその周辺をやさしく圧迫固定します。
圧迫のし過ぎに気を付けましょう。ギュウギュウ締め付けない事
ELEVATION(エレベーション)【挙上】 痛めた患部を高く上げる事
腫脹(はれ)の増加を防ぎ、かつ軽減をします。
理想は心臓より高い位置まで上げましょう
これらの処置は、『ぶつけた、捻った、打った・叩いた、引っ張った』といった事による怪我をした時に有効なものです。
怪我をしたらライス処置
覚えておきましょう
ただ、あくまでも応急処置になります。怪我をした場合は、すぐに整形外科や整骨院・接骨院などでしっかりと治療を受けましょう。早期治療が怪我を治すうえで一番大切な事ですよ