マスクによる熱中症リスク
- 2020年05月12日
- カテゴリー:健康情報
最近は夏日や真夏日を記録する事が出てきて寒暖差も大きくなってきましたね今年は例年と違って新型コロナウィルスの影響で過去とは異なる熱中症リスクが高まっているようです
例年と大きく違う事が、マスクの着用です花粉症以外の方はこの時期にマスクはしないのではないでしょうか
マスクによる熱中症の要因として体内に熱がこもりやすいと言う事が挙げられます。顔の半分近くを覆ってしまうマスクでは本来顔の表面からも放熱をしている機能を妨げてしまうのです
また、マスクをする事によって口腔内の湿度も高くなるので喉の渇きが通常よりも感じにくくなってしまいます喉が渇かないからと言って水分補給をしないでいると脱水症にも繋がりそこから熱中症になってしまう方も多いようです普段から喉の渇きを感じにくい高齢の方などは、特に脱水からの熱中症に注意をする必要があります。
高齢の方だけでなく、マスクをして屋外の仕事をされる方、マスクをしてジョギングをされる方などは喉の渇きを感じなくてもこまめな水分補給を心掛けてもらいたいです
もう一つの大きな要因として長期的な自粛生活が挙げられます。
多くの方が長期の自粛生活によって外出の機会が極端に減ったと思います通常であれば、外出によって汗をかいたり体を動かしたりして屋外の気候にも徐々に体が慣れてくれるのですが、今年は自粛生活によって暑さに順応する機会が奪われてしまっています
急に暑い日に外出するのではなく、曇りの日など暑さの柔らいた日を狙って外に出たり屋内でも体操などして体を動かし、暑さに慣れるようにしましょう
今週にも多くの地域で自粛解除に向かうのではないかと言われており、外出を控えていた方も外で活動をする機会が増えてくると思います急な暑さに体が対応できず熱中症になってしまうリスクが高いので外出の際にはしっかりと熱中症対策をしましょう