肩こり
肩こりとは
肩周りの筋肉がこわばり、怠く、重苦しいといった不快感を感じる症状の事を一般的に肩こりと呼びます。不定愁訴（ふていしゅうそ）の一つとしてよく挙げられます。
肩こりの原因
主な原因として肩の筋肉の緊張による血流障害によるものです。血流が悪くなると筋肉に疲労物質がたまったりビタミンなどの栄養が行き届かなくなるので、疲労が回復できずに蓄積され、結果的に筋肉のこわばりができ肩こりになります。
日常生活での姿勢の悪さ、精神的なストレス、運動不足、眼精疲労や冷えなどが原因で引き起こされます。他にも高血圧や心疾患、消化器系などの内科的疾患が原因のものや頸椎ヘルニア、ストレートネック、頚肩腕症候群など整形外科的疾患が原因のものもあります。
肩こりの症状
肩こりの症状としては名前の通り、首から肩・背中にかけての筋肉の『コリ』や『張り』『こわばり』『痛み』『つっぱり感』『重怠さ』『違和感』などが挙げられます。他にも症状が強い場合では『頭痛』や『めまい』『吐き気』『手や腕の痺れ』などを訴える場合もあります。
肩こりの治療
多くは筋肉の緊張による血流障害が原因のため、肩周りの筋肉をほぐす事が有効です。マッサージなどで揉みほぐしたり、ストレッチや体操などの運動療法を用いての血流改善を行います。
整形外科などでは、炎症を抑えて痛みを軽減される消炎鎮痛剤や筋肉の緊張を緩め血流を改善する筋弛緩薬の内服や患部への局所注射、湿布などが処方されて経過観察する事が多いです。
また、内科的疾患や頸椎ヘルニア、頚肩腕症候群などの整形外科的疾患が原因ので引き越されている肩こりの場合は、まずは問題のある疾患の治療をする事が優先されます。
当院での施術
当院でも肩こりの原因である筋肉の緊張による血流障害の改善を行います。
一般的な治療院では筋肉の緊張が原因であるので『筋肉の緊張を和らげる事を主として施術＝対処療法』を行ないます。しかしながら、それでは一時的に症状が和らいだとしても再発してしまします。
当院では筋肉の緊張を和らげる施術を主とするのではなく、『筋肉の緊張を引き起こした原因を改善する事を主として施術＝根治療法』を行ないます。
背骨の歪みや肩甲骨、肋骨、鎖骨などの関節の動きが悪いとそれらを支えている筋肉に常に負担が加わっている状態になっています。筋肉に常にストレスが加わっていると次第に筋肉の柔軟性がなくなり血流障害に繋がるのです。
当院ではこの骨格の歪みや関節の動きの改善をし、肩こりの根源である筋肉の緊張を引き起こしている『原因の改善』を行います。
もちろん日常生活での姿勢の改善やセルフケアも大事ですので、施術終了後はそれぞれの歪み方による禁忌姿勢なども指導致します。
肩こりなどの不定愁訴と呼ばれる物は、特に日常生活での悪い姿勢や習慣、ストレス、運動不足などの影響も強く受けています。これらの改善が肩こりの改善にも大きく関わってきますので、肩こりでお悩みの肩は、一度生活習慣の見直しもしてみましょう！
※肩こりは保険内施術の対応外です。施術を受ける際には完全自費施術にて対応致します。